人類の未来を考える

先日有機農業をやっている友人から、ある本を紹介された。
野口勲著「タネが危ない」、野菜の種のことを書いた本です。
早速図書館で借りてきました。
内容は読みやすく3時間くらいで読めました。
少しでも野菜作りを経験したことがある方なら、タネ屋やホームセンターで売っている種を買っていますよね。
この種はF1種(一代雑種、交配種)といわれるものです。
私はF1種のことは知っていましたが、漠然とした知識であったが、この本を読んでよく理解できました。
実際に栽培している野菜もF1種の種です。
内容は読んでいただくとして、この種が色々な操作によって改良(改悪?)されて、野菜の大量栽培ができるようになったのですが、そこに大きな落とし穴があると指摘しています。
人類の存続、ひいては地球上のすべての生命に関わってくることが、指摘されています。
原子力と同じように、いやそれ以上に怖いことかも知れません。
家庭菜園をやっておられる方は、是非ともこの本を読んで、昔からある固定種の種を使った野菜作りをめざして欲しいものです。
種はネットで購入もできます。
ネットで、「野口勲」で検索すると色々知ることができます。

タネが危ない

タネが危ない