野山植生調査10.09
今日は野山調査でしたが、今まさに松茸シーズンで山には入れません。
そこで昔の街道であった、古山陰道周辺の調査をしました。
この写真は、河岸段丘の森で、太古の時代の川岸の断崖です。
この森の上側を古山陰道が通っていました。
今は圃場整備などにより、ほとんど分からなくなっています。
この写真の左奥に昔の丹波国分寺跡があります。
今も5重塔の礎石が残っています。
段丘と田んぼの間の農道及び、休耕田の調査をしました。
今日の採集標本の一部の花と果実を紹介します。
ツリフネソウ
アケビの実
オニグルミの実
マルバアサガオ(?同定要)
コシロノセンダンクサ
アキノノゲシ
ヨメナ
ダイコンソウ
アメリカイヌホウズキの類
地味な花ですが、アメリカセンダンクサ
同じく、オカダイコン
クサギの実
ミゾソバ
休耕田にあった花
タカサブロ
ノゲイトウ
ボントクタデ(ほとんど蕾です)
イヌタデ(一輪だけ咲いています)
サクラタデ(タデの中では一番綺麗と言われている)
ムラサキサギゴケ
あとはアカネ、カナムグラ、カラスウリの実、スズメウリの実等とコゴメカヤツリなどのカヤツリグサ科と、カゼクサなどのイネ科の植物がありました。