植生調査の日でした。
今日は郊外の里山に行きましたが、草が刈られていたりして十分な調査はできませんでした。勤勉な農家の方はしょっちゅう草刈をされるので、調査の対象がない状態になります。
近年報告がないのでレッドデータに登録されたりする植物も結構ありますが、農地改革などで工事が始まる農地付近は手を入れなくなり、結果、植物が生長して絶滅危惧種がわんさか群生するということもあります。
フィールド調査は、色々な人間の営みを縫って行われますので、上記のようなこともおきます。
今日も珍品というほどのものはありませんでしたが、ササユリが2箇所で確認できました。
今日出会った植物の一部をアップしておきます。
ササユリですが、咲いている場所によって大きさも色も違います。
ヒレハリソウ、コンフリーといったほうが分かりやすいでしょう
シラキの花はいつ見てもほっとします。雄花です。
ハナイカダの果実
ハンショウズルのそう果 正確には花に毛が多いケハンショウズル そう果が熟れると風に乗って飛びます。
ニガキの果実 葉や枝、実をかじると苦いことから付いた名でしょう。猛烈に苦く胃腸薬としての薬になるそうです。
キアゲハの幼虫
田んぼ
今年もモリアオガエルの産卵が始まりました。この枝の上ではシマヘビがモリアオガエルを半分飲み込んでいました。ファインダー外でも自然の営みは粛々と進んでいます。
これも沢のネザサの中に咲いていたササユリですが、10年近くたって始めて確認しました。
セグロセキレイでしょうか、色々な野鳥が私の仕事ぶりを監視しにやってきます。
庭の花
今年は大幅に遅れてベニバナシャクヤクが咲きました。
ダリア これは某協会の会議に出席したときに頂いたものです。ダリアも色々ありましたが、一番ダリアらしいものを貰いました
キンシバイ 一度絶えましたが復活しました
わんこの散歩道で
タチアオイ