10うん年ぶりの登山

昨日は梅雨の晴れ間に「はないかだ」さんのブログに触発されて、本当に久しぶりで二本足で山登りをしてきました。
最近は写真を撮るために車で林道を走ることばかりで、歩いてもせいぜい1キロそこそこで、体力測定を兼ねて比較的登りやすい山にトライしました。
この山は5月初旬には、イワカガミやホンシャクナゲが群生する山で、訪れる人も多い山です。
麓には写真を撮りに良く来ますが、頂上まで行くのは何年ぶりだろう。
歩き始めてまずお目にかかったのが、京都府レッドデータ絶滅危惧種のアオダイショウ

最初の急勾配がかなり堪えるが、眼下に仏主(ほどす)集落

途中の森林公園まで30分、かなり息が上がってしまってコリャやばい。
まだヤマボウシが咲いていました

水分補給をしてこんな登山道をひたすらもくもくと歩きます

ネジキの花が咲いて

枯れ木にノキシノブだろうか羊歯が葉のように輝いて

また日陰では杉苔が胞子体を付けて瑞々しい

花期が終わったイワカガミの群落

やっと頂上歩き始めて2時間半

以前は360度パノラマでしたが、今は木が大きくなって見通しが悪くなっています。
舞鶴方面

若狭方面

条件がよければ海が見えるのですが、この日は見えません。
帰りはひたすら作業道を下るのみ。
ヤマゴボウの花が咲いて


ミヤマシキミだろうか、実が輝いて

ヤマアジサイ

マタタビ

ノリウツギもちらほらと

この桂の大木を撮影していると、アカショウビンの鳴き声がヒュルルルと聞こえてくる。かなり粘ってみたが姿は見えず。



今回かなりのブランクがあったが、下山でも膝が笑うこともなくまだまだ体力も大丈夫と確認できたことが何よりの収穫でありました。
山で出合ったのは鹿一頭だけ、人様には出会いませんでした。
一山独占の6時間でした。