京大博物館見学と畑

今日は月一回の標本貼りの日でしたが、資料館の部屋の都合がつかず中止になりました。
そこで、京大博物館で開催中の花の研究史の展示を見に行ってきました。
会員総勢8名、車に分乗していざ京大へ出発。
招待券があるので入場は無料。
本来ならば400円です。
京大の植物標本コレクションは120万点以上あるそうで、その一部が展示されていました。
100年以上前の標本やら、私たちが採集してきた標本も展示されていました。
私たちが行っている調査での採集標本が、100年後200年後も存在すれば、その時代の人たちに見られ、研究されることになるやも知れないことに、何か不思議な感覚にとらわれました。


見学後、学食で昼食をとりましたが、パスタ、舌平目のフライ、野菜サラダ、コンソメスープ、パン、コーヒーつきで870円と安かったです。
味は別として、満腹にはなりました。

帰りに織物の伝統工芸師である会員のIさんに、西陣会館へ連れて行ってもらいました。
ちょうど、着物のファッションショウをやっていましたが、見ている人が、台湾か中国かの団体さんでした。
カメラを持って行ってなかったので、ショウの様子を撮れなかったのが残念でしたね〜。

さて帰ってきてから、4日ぶりに田んぼへ行ってきましたが、ここのところの雨で、田んぼには水が多く溜まっていましたが、沢の水は増えておらず、大して降っていないようでした。
畑に行くと、トマトが2つ赤くなっていて、ウリもkawakami-2さんのメロンと同じように2個とも蔓がポロっと外れており、茄子が2個、ピーマンが1個としょぼい数ですが収穫できました。

ウリはまだ硬いので2.3日置いておくとして、トマトは夕食に食べました。
肥料もやらないのでピンポン球くらいのと、それよりちょっと大きいミニトマトみたいだったけれど、味はほんのり甘みがありものすごく美味しかったです〜。

それと、セイヨウカボチャの雌花は咲くのですが、受粉しておらず実がなりません。
4日前に人工授粉したのが5センチくらいになっていました。

ウリやメロンは自然受粉するのにカボチャはしない。
昆虫も花の好き嫌いがあるのかな。
昨年くらいから、蜂の姿があまり見られません。
農の先輩が飼っていたミツバチがいなくなったのは昨年でした。
その先輩が言っていましたが、どうやら農薬によるものらしい、あちこちで報告されているとのことでした。
当然先輩は農薬を使いません。
自分達は無農薬有機農法をしていても、周りからの農薬の影響はあります。
私たちの田んぼは谷の奥にありますが、それでも少しは影響があるでしょうね。
レイチェル・カーソン著の「沈黙の春」にならなければいいのですが・・・。