イヌブナを探しに行く
以前、大本植物園の知人から音羽川に「イヌブナ」を見つけたと連絡がありました
亀岡では古い報告書では存在が記されていたが現物標本はありませんでした
それも私の撮影テリトリーである音羽川にあったということで
そろそろ色づいて見つけやすいだろうと出かけました
音羽川には沢の写真を撮りにたびたび訪れますが まああまり上を見るということは少ないので 野草を見つけることはあっても
調査目的で歩くときみたいに なかなか木の種類まで見ることはありませんね
黄色に色づいた木を見ては落ち葉を拾い確認していきます 何べんも通った山道にありました
これがイヌブナの黄葉です
木肌
根元から4本株立ちしており 他にも株立ちした木がありましたが傍にクヌギの木もあり同じような色に黄葉しており
上を見ただけではなかなか判別が難しいです 葉の形や木肌で判断しますが葉はともかく木肌での判断は難しいですね
この日に見た他の木の写真を貼り付けておきます
コシアブラ きれいに黄葉するともっと黄色が強いです
シラキ この木は赤く紅葉してよく目立ちます
カマツカ 赤い実をつけていましたが葉はもっと赤くなります
沢の水量は雨が降らず少なかったですが 散った葉が水溜まりに積もっていてそれなりに良い景色です
番外
ヤママユ 下にあるものは結構気がつきます
そろそろ山の雑木の紅葉が佳境を迎えつつありますが モミジ類はまだ先になりそうです