植生調査と野草を食す
今日は今年2回目の植生調査でした。
今回は休耕田というより、長く耕作されていない放棄田の調査です。
この場所は写真もよく撮りに行くところで、少なくとも10年くらいは耕されてない土地です。
年々、後継者がいなくなり耕作者も高齢化して見捨てられた土地でしょう。
いろいろな野草がありましたが、主だったものをアップします。
ウマノアシガタ
ノミノフスマ、5mm位の小さな花です。
花弁は10枚に見えますが5枚で、一枚が深裂しているのでそのように見えます。
ミミナグサ:これも小さい。
タガラシ
カワジシャ:栄養不足で小さい。
カラスノエンドウとスズメノエンドウ:赤い大きいほうがカラスで、小さい淡紫色がスズメです。
カスマグサ:ちなみにこの名前はカラスとスズメの間の大きさからきています。
オランダガラシ(クレソン:外来種)。採集してもちろん昼からの食材としてもゲットしました。
ムラサキサギゴケ
スミレ
セキショウ
カンサイタンポポの綿毛
他には、キツネノボタン、カキドオシ、オヘビイチゴ、タチイヌノフグリ、その他大勢。
調査後、会員Iさん宅で恒例の「野草を食す会」を開催しました。
その様子をアップします。
てんぷら用食材:タラ、ヤエムグラ、カラスノエンドウ、ユキノシタ、クサギ、タカノツメ、サンショウ、ツリガネニンジン、ヨモギ、ヨメナ、ノビル等。
ツクシの油いため
タカノツメのおひたし、クレソンの塩もみ、ノビルの味噌和え
Iさんの奥さんが作ったさば寿司と、お土産にバラ寿司までありました。
山菜おこわと豆ご飯のおにぎり、デザート
てんぷらを揚げ続けていたIさんです。
味噌汁もあり美味い美味いと言いながら皆さん食欲旺盛でした。
今日も充実した一日でした。