今日は今年初めての植生調査の日でした4/13①

平成26年度の亀岡植生調査が今日から始まりました。
11月までの月2回の調査が始まります。
1回目は保津川左岸の河原を調査しました。
2年前も同じ保津川左岸を調査しましたがもっと下流のほうでした。
去年の台風時には大水が出て氾濫しかかりました。
その結果が植生にどのような影響を及ぼしたかの調査も含め、今年一年数回の定点調査を行う予定です
2年前と同じようにセイヨウカラシナが一面に繁茂しており、外来種の生命力の強さを改めて認識されました。

石がごろごろしている河原ですが、植物はしたたかに生きています。
調査風景、右端の御仁が当会代表の植物分類学者T氏です

今日のめぼしい野草を貼り付けておきます。
ちょっと生育不調のタガラシ

ノボロギク

キュウリグサ:下のつぼみをつけているのはタチイヌノフグリ

タチイヌノフグリ

ノヂシャ:ヨーロッパではサラダ菜として栽培しているそうです。

ヒナゲシ


アケビ:左側の大きなのが雌花

これらの野草は種が落ちて根を張ったところでしか生きていけません。
条件が悪かろうと文句を言わずに一所懸命に生きています。
見習いたいですね〜。