あれから3年

今年も3月11日が来ました。
マスコミもこぞって特集をやっていますが、どんな言葉をもってしても被災者を安心させることはできない現状です。
それどころかいまだに放射能は漏れ続け、汚染水タンクがいっぱいになりもれ続けているのが現状です。
関西でも小浜湾に集中する原発事故に対して、避難者受け入れの机上計画を策定していますが、まったく持って進展していません。
NHKクローズアップ現代でも取り上げられていましたが、災害時にお上が作った計画書通りに恐怖感を持った人が冷静な行動を取れるはずがありません。
又季節によって、関西地区も汚染地帯になるのですが、そこを避難先にするという計画自体が矛盾しているといわざるを得ません。
たとえ避難が完了したとしても、琵琶湖が汚染されてしまえば水が使えなくなり生活自体ができなくなります。
このような現状をマスコミは伝えていく義務があると思うのですがね。
話は変わりますが、最近、曽野綾子の言動に腹が立ちます。
子供ができた女性は会社を辞めろとか、汚染地区には老人を住まわせろとか、被災者は甘えるなとか、頭が狂っているとしか思えないことを週刊誌でのたまっている。
こんな非人間的なおばさんの小説を読んでいた時期もあって自己嫌悪に落ちています。
いつから権力者の犬になってしまったのでしょうかね。
旦那の三浦朱門が裏で糸を引いているのでしょうか?
亀岡の梅も咲き出しましたが、東北でもそろそろ咲き出すことでしょう。
ゑぽむさんと同じように花を愛でてささげましょう。