御田祭り
7月の第1日曜日に京都・亀岡の静かな山村で行なわれる松尾神社の「御田祭り」です。
地区の小学生の長男二人が早乙女の衣装をまとい、太鼓の音に合わせて、田植えの動きを演じることがしきたりになっています。
京都府の無形文化財に指定されています。
今年は、早乙女の衣装を190年ぶりに新調した記念に、今年は3人の早乙女で祭りが行われました。
その様子をお伝えします。
社務所での着付け
鳥居の前で記念撮影。向かって一番左側の衣装が190年使ってきた衣装です。
早乙女の足に注目。わらじではなくてビーチサンダルです。
参道を本殿へ向かう
この御田祭前には、宮司による神事が行われますが割愛します。
本殿前で、まずは田の畔作り
牛に田を鋤かせる
早乙女登場。
衣装は麻でできており、青色は藍で染められています。
京都の伝統工芸染で、190年前の衣装がよみがえりました。
全国的に、地方の過疎化が言われて久しいですが、このようなすばらしい、素朴な文化を守っていくために、努力している人たちに感謝します。