手入れ

今週は3日間の仕事で、運動競技場の芝の張替えを手伝う。
痛んだ箇所の芝をはがして、新しい芝(明日くらいから)を張りなおしていく。
これが結構重労働で大変です。
サッカー競技場のあの美しい芝を維持するには、大変な労力と費用がかかってるでしょうね。
たくさんの人が関わっているから、あの美しい芝を維持できるのでしょう。


休み明けの今日、沢歩きと林道へ行ってきました。
沢では、5月の陽光を受けて清流がきらきらと輝き、

岩の上では、ヒメレンゲが咲いています。

上を向けば、アカメガシワの若葉が赤く美しく、
ホウの大きな花も見事に開いています。


里山では、竹林が秋を迎えて黄色く色づいています。

季語で「竹秋」と言い、落葉樹とサイクルが逆なのです。
竹の子が大きくなる頃に、親竹は葉を落とし、竹の子の成長を助けます。
秋には立派な竹になって、葉を青々と繁らすことから、「竹春」と言います。
しかしながら、里山の竹林が年々面積を広げて、山の生態系を崩しています。
もう一つ、今頃フジの花が綺麗に咲いています。

これも年々勢力を拡大して、杉や檜に、クリスマスツリーの如く下がっています。写真のモチーフとしてはいいのですが、山の手入れを怠っていることの現れです。
移動中に撮った写真もアップしておきます。
茅葺民家と鯉のぼり。


レンゲ畑。


手入れをすれば綺麗になるし、怠れば一見綺麗に見える風景ですが、生態系が壊れていく様子でもあります。

色々考えさせられる一日でしたが、五月晴れの、気持ちのいい一日でした。