もう梅雨は明けたのか?

こちらは今日も暑い日が続いております。梅雨はどこに行ってしまったのでしょうかね〜。
最近田んぼに毎日のように行っていまして、遠出をしておりませんでしたが、16日に篠山から三田市宝塚市猪名川町を久しぶりで訪れました。
三田市にある古刹、方廣寺の石庭をなぜか見たくなって行って来ました。この寺は、伊丹市に住んでいた頃に訪れ、春の桜と秋の紅葉の時期によく行きました。
20年ほど前に行ったときは桜の季節で、桜と石庭の調和がすばらしく地方にもすばらしい寺があるのだと感心したものです。
4年ほど前に訪れたときには、桜木も朽ち果て当時の栄華は見られませんでしたが、今回は石庭がどうなっているのか見たくて行って来ました。
全景。

この方向から眺めたときに本堂脇や背後に桜が咲いて、それは極楽浄土の風景でした。

いわゆる雑草も生えてたりして、尼の住職も手入れがいきませんでと仰っていましたが、それはそれで人間の智と自然の無の調和としてみれば又違った思索が出てくるというものでしょう。


境内のあちこちにキキョウが咲いており、門前ではネコがお見送りしてくれました。


京都の有名な石庭とは趣が違いますが、誰にも邪魔されずに対話ができました。
道中出合った風景や花を貼り付けておきます。
田んぼの稲も大きくなり、草取りの農婦の麦藁帽子が見え隠れして、一幅の絵になっておりました。

ノウゼンカズラが緑に映えておりました。

宝塚市上佐曽利地区では、切花用のダリアが栽培されていました。


懐かしいケイトウ、昔の夏の花はこれとカンナしか覚えがありません。

竹林と古民家

グラジオラス。後ろにはトウモロコシの雄花が咲いていました。


ヒマワリも夏を謳歌しています。

途中では蔵の板壁が暑いね〜と叫び、大豆畑では墓標のような札が林立し、溜池では浮き草が墨流し絵のような模様を描いていました。



おまけ。田んぼの様子。
マクワウリの雌花。

せみの抜け殻。セミはまだ鳴きませんが雌の抜け殻かな。

蜘蛛の子も今はもう見られません。巣立っていったのでしょう。在りし日の子クモ