やっと発行できました

会報誌がやっと発行できました。

目次

会が発足して丸10年、準備期間を含めると11年が経過したことになります。
当初の計画では会誌を10号まで出せればそこで一区切りをしようとの思いで発刊したのが10年前。
よく10年も発行できたな〜という思いがありますが、これも資金提供してくださる賛助会員の方々、そして月2回の植生調査に携わっていただいた会員の皆さんのおかげです。
内容も植物だけに限らず、地質、淡水魚、蝶、野鳥、農法、紙と多岐に渡っていますが、残念ながら蝶を除く昆虫の話がないのが悔やまれます。
今後の課題としていきたいと思います。
今号で最終章になる西村和雄さんの「有機農業論ー永続可能な農業を目指して」の結論の項をアップしておきます。



正にこの国が直面している問題を端的に言われていますが、私たちも日常の生活の中で考えないといけないことでしょう。
最後にあとがきもアップしておきます。

会誌は非売品ですが、ご希望の方があれば実費1500円でお分けいたしますが、創刊号は在庫なしです。


ここからはぶらぶら写真を貼り付けておきます。
扉の中は?

ヒレアザミ

滋賀県高島市朽木の林道に色っぽいヤマボウシが、ちょっと寄ってらっしゃいと手招きしていましたが、ガクが枯れる前に赤くなる固体が多かったです。

南丹市美山町スイレン


植生調査のときは開花していなかった「ツチアケビ」が2週間後に数輪咲いていました。
ツチアケビ」は葉緑素を持たない腐生植物で、9月頃にバナナを小さくしたような朱色の実をつけます。滅多に見られない植物です。

朽木村京丹波町で撮った写真、題をつけるとしたら「限界集落で見たもの」とでもしておきますか。




写真容量もいっぱいになったようですので6月最後のブログといたします。